2025年7月18日に上映開始となった『劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』。
シートジャック(通常料金+100円)のシアターで見てきました。

筆者の席は霞柱 時透無一郎くん
原作全巻通読済み、アニメも放送回まで視聴済み、劇場版 無限列車編も映画館で観た筆者が、無限城編第一章について、ネタバレと感想をレビューしていきます。
ネタバレを含みますので、これから映画館に観に行く人はご注意ください。終始、圧倒されながらの鑑賞でしたので細部の違いがありましたらお許しを。
鬼滅の刃|無限城編第一章 猗窩座再来 評価
鬼滅の刃|無限城編第一章 猗窩座再来のネタバレ


大まかな流れのネタバレ
映画を観に行く前は、「猗窩座再来」というサブタイトルだったので、原作の構成を変更してほぼ猗窩座との闘いがメインになるのかな、と思っていましたがそんなことはなく。
それぞれのメインバトルが同時進行的に繰り広げられる、原作に忠実な再現でした。
体感としては「胡蝶 しのぶ vs 童磨」と「我妻 善逸 vs 獪岳」で半分、「竈門 炭治郎&冨岡 義勇 vs 猗窩座」でもう半分という感じ。
「胡蝶 しのぶ vs 童磨」戦・「我妻 善逸 vs 獪岳」戦も、原作より深堀りして描いてくれて嬉しかったです。
まずは、主要キャラクターの無限城内での動きをざっくりと書きます。
★ 竈門 炭治郎&冨岡 義勇ペア【メインバトル③】
水の呼吸コンビで雑魚鬼(といっても下弦くらいの強さをもたされている)を蹴散らしながら進んでいたところ、飛び込んできた猗窩座とのバトルに突入。
★ 悲鳴嶼 行冥&時透 無一郎ペア
特に悲鳴嶼さんが雑魚鬼をボコボコにしながら、2人で鬼舞辻󠄀 無惨探し。鎹鴉(かすがいがらす)によるメインバトルの結果報告に悲しんだり喜んだりする時透くん。
★ 伊黒 小芭内&甘露寺 蜜璃ペア
落下中に手を繋いだり、伊黒さんが雑魚鬼から甘露寺を守ったり。終始イチャつきながら探索を進める。
★ 我妻 善逸【メインバトル②】
アニメ柱稽古編の最終話から引き続き格好よく落下。「いるんだろ?」とこれまた格好いいセリフを言い、上弦の末席に加えてもらって大喜びの元兄弟子獪岳とのバトルに突入。
★ 嘴平 伊之助
今回はこれといった出番なし。ギャーギャー騒ぎながら無限城を走り回っていて可愛い。
★ 胡蝶 しのぶ【メインバトル①】
歩いていて気になった扉を開いたところ、割とすぐに童磨と会敵してバトルに突入。
★ 栗花落 カナヲ
胡蝶 しのぶvs童磨の決着直前にバトル会場に到着。これまで感情が希薄だったのが嘘のように激情にかられる。
★ 不死川 実弥
無限城の中でも正座してお館様を想い涙を流していたところ、空気を読まずに飛び掛かってきた雑魚鬼の群れを正座状態のまま細切れにする。
★ 不死川 玄弥
お兄ちゃんを心配しながら無限城を駆け回る。
村田さんに関しても他の隊士と頑張って戦う活躍シーンが観れる。
下弦程度の強さを持つ雑魚鬼を水車(水のエフェクト無し)で倒すシーンは、成長を感じてなんか嬉しい。
メインバトルのネタバレ
ここからはメインバトルである
① 胡蝶 しのぶ vs 童磨
② 我妻 善逸 vs 獪岳
③ 竈門 炭治郎&冨岡 義勇 vs 猗窩座
について語っていきます。
胡蝶 しのぶ vs 童磨
那田蜘蛛山編で少し戦闘力を見せたくらいでこれまであまり強さが分かりづらかったしのぶさん。
どちらかというと、毒の調合や機能回復訓練の手伝いなど裏方やサポート役の印象もあったしのぶさん。
今回の映画では、やっぱりこの人も柱なんや!と再認識させてくれるくらい強くてカッコいいシーンがたくさん。
突きに特化した剣技で姿が視認できないくらいめちゃくちゃ速い。
童磨も今まで戦った柱で一番速いんじゃないかと言うくらいの超スピード。
戦いながら様々な毒を鞘の中で調合し、超速の突きを童磨に何度も喰らわすけれど、どれもすぐに解毒されてしまう。
しかも割と最初の方で童磨の冷気の血鬼術を喰らったせいで肺胞が壊死しており、鉄扇で上半身を大きく切られたことで肺を損傷。
生きているのがおかしいくらいの状態にも関わらず、最後の大技「蜈蚣の舞い 百足蛇腹(ごこうのまい ひゃくそくじゃばら)を繰り出す。



このシーンが最高にカッコいい
足場を砕くほどの凄まじい踏み込みで童磨に迫る。
映画では蜈蚣=ムカデの動きが表現されより視覚的にもカッコいい。
紙媒体では表現しきれないシーンが最高に昇華されている。
最後は弱点である首を突き刺しながら天井に叩きつけるも、その毒すら童磨は一瞬で解毒。
しのぶさんは童磨に抱きしめられながら上半身の骨を砕かれ吸収されてしまう。
駆け付けたカナヲに最後のハンドサインを残して。
煉獄さんみたいに最後にお話しすることも出来なくて悲しかった。
我妻 善逸 vs 獪岳
正直、筆者は我妻 善逸 vs 獪岳戦が一番涙腺に来た。
獪岳との戦いが、というより善逸と育手の元鳴柱・桑島のじいちゃんとのやりとりに泣いた。
泣き虫で情けない弟弟子の善逸と共同で雷の呼吸の後継者とされたことが気に食わない獪岳は、鬼化してより強力になった技を善逸に容赦なく振るう。
2人ともスピードタイプの剣士だから、映像の迫力が凄い映える。
原作では、獪岳を倒す「漆の型 火雷神(ほのいかづちのかみ) 」が1コマで表現され、どういう技か分かりづらかったから映画ではどのように再現されるのか気になっていた。
壁を駆け昇る雷のエフェクト+龍の表現が秀逸だったけれど、結局はめちゃくちゃ早い突進からの斬撃だということが分かった。けどそれでいい。
あくまで霹靂一閃の昇華技ってところが善逸の精神性からブレてなくてよい。
最後は、獪岳が鬼になったせいで切腹したじいちゃんと善逸との生死のはざま(精神世界?)でのやりとり。
善逸「何も恩返し出来なくてごめん。」「俺のこと嫌いになった?」
じいちゃん「善逸 お前は儂の誇りじゃ。」
で涙腺爆発。
やっぱりセリフで聞くと一味違うね。
竈門 炭治郎&冨岡 義勇 vs 猗窩座
体感、映画の半分くらいの時間を使っての竈門 炭治郎&冨岡 義勇 vs 猗窩座戦。
原作では分かりづらかった、炭治郎のヒノカミ神楽・義勇さんの水の呼吸・猗窩座の術式展開・破壊殺が超絶美麗な作画で描写されていて、本気で感動もの。
それにしても猗窩座の破壊殺シリーズが強すぎる。
ただの肉弾戦に留まらず拳から衝撃波を飛ばしてくるけど、もはやエネルギー弾。



あそこだけドラゴンボールだった
炭治郎もすぐにヒノカミ神楽に切り替えるけど、猗窩座の超絶威力&スピードについていくのが精一杯。
義勇さんも猗窩座の連撃に「雫波紋突き」や最強防御技「凪」で対抗するも、受けきれずダメージを負う。
凪でも防ぎきれないのは結構絶望。2人は徐々にジリ貧状態になっていく。
でも戦いの中で成長するのがジャンプ主人公。
亡き父・炭十郎との思い出やある日の伊之助との会話を紐解き、透き通る世界の境地に達する。
猗窩座が常々言っていた至高の領域であり、戦闘の際に出てしまう闘気をも封じ込めることが出来るため、相手の闘気を読んで動く猗窩座はこれに反応出来ない。
そして、炭治郎が首を斬り勝利したかに思われたが、まさかの首がない状態から再生する猗窩座。
さらに炭治郎達に攻撃を続けようとするが、狛治(はくじ)だった人間の頃の記憶が蘇る。
罪人だった自分を拾ってくれた慶蔵と、その娘で結婚を誓った恋雪のこと。
その大切な2人が殺されたこと。敵討ちをしたこと。
首を切られた時点で自分は完敗していたのだと認める猗窩座の心。
自分の意思に関係なく復活しようとする猗窩座の肉体。
死してなお狛治を想う恋雪の願いを受け止め、猗窩座は自らの死を受け入れ消滅。
鬼滅の刃|無限城編第一章 猗窩座再来の感想
鑑賞前の高いハードルを余裕で飛び越えた無限城編 第一章でしたが、その中でも特に良かった点と、強いて言うならイマイチだった点をあげてみます。
無限城編 第一章の良かった点
- 戦闘シーンを何回も繰り返し観たい、0.5倍速くらいで観たいくらい美しい。
- しのぶさんや義勇さんが本当に強い柱だと再認識させてくれる戦闘シーン。
- 無限城が本当に無限ってくらい圧倒的なスケールで描かれ、戦闘にも生かされている。
- いい意味で原作に忠実で、映画オリジナル部分も自然な流れとなるよう工夫されている。
映像が美しいのはアニメや無限列車編でとうに有名だけど、今回は広大な無限城というフィールドを生かしたカメラワークが凄かったです。
1つの画面内であっちもこっちも見どころがあって、目玉が2つじゃ足りなかった。
特に猗窩座戦は、ジェットコースターに乗ってるような錯覚を覚えるくらい目まぐるしいカットの連速でテンションが上がりました。
無限城編 第一章のイマイチだった点
- 真面目シーンの合間にちょくちょくコメディを挟んでくる(原作通りではある)。
- 回想シーンが多いので、現在の戦闘シーンの臨場感が少しぶつ切りになる。
イマイチだった点も、無理矢理ひねり出したくらいで正直気にならないレベル。
キャラクターに深みを持たせるための回想シーンって必要だし難しいところですね。
主人公サイドって普段の描写で人物像に深みを持たせやすいけど、敵の回想ってどうしてもバトルで倒す時に出てくることになるし。
それでも何とか自然に感じられるようにいいタイミングで回想を挟んでいると思いました。
鬼滅の刃|無限城編のネタバレ感想 まとめ
まあ間違いなく映画館で観るべき作品だと思いました。家のテレビではもったいない。
ちなみに、個人的に今回1番株が上がったのは義勇さんだと思ってる。
那田蜘蛛山編でも下弦相手とはいえ異次元の強さを見せた義勇さんだったけど、あそこまで強かったんだ!とびっくりした人も多かったと思う。
今回、映画を観るにあたって正直迷いがあった。
柱稽古編から1年くらい経ったしもう自分の中の鬼滅熱は冷めてしまっているんじゃないかと。
まったくの杞憂だった。
近いうちに2回目観に行こうと思っているし、早く第二章が観たい。
今はそんな気持ちです。













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